2004年7月31日
「SPECIALIZEDの研修に行ってきたよ!」

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7/31 到着しました。サンフランシスコ空港。
建物の外に出たら、まるで山の中にいるような森の香りが漂っていて、うーん涼しいし気持ちいい。
UCSC(カリフォルニア州サンタクルズ大学)到着。空港からの移動はリムジン。なかなかアメリカっぽくて粋なこと。長―い。しかし帰りは・・・ 宿泊は夏休みで居なくなった、学生の寮。
まるで森の中にある感じです。
大学の中には鹿が普通にうろちょろしています。ほとんど警戒心無し。リスなんかも地面から出てきてうろちょろしています。 三階建ての寮のワンフロアーに共同のダイニング ワンフロアーには4部屋のベッドルーム(8畳位)と、勉強机、タンスが一つずつあります。
おやすみなさーい。
翌日午前中は女性用BIKEとロードの講習が始まりました。 スライドや時には黒板を使ったり、みっちりとスペシャライズドのテクノロジーを教わります。 やっと午前の座学?も終わりお楽しみの試乗へ。少し校内を移動中の風景。何にも暑くもなく気持ちいい風と景色。
奥に見えるのは大学の建物。グランドでは高校生のチアリーダー達が練習中。こちらの大学では夏休み中、我々を始めいろんな人が大学を利用できるみたい。 ロードバイクの試乗貸し出しエリア。マウンテンと合わせて約300台も揃えたそうです。しかもあるのはS-WORKSのTARMAC、ROUBAIX等ばかり。うひょー!すごい。 隣に居るのは同じ日本のディーラーで来ていた佐藤さん。ちゃんと二人とも体にあったサイズのBIKEを試乗させてくれて、ポジションもスペシャのメカニック達がやってくれるんです。
TARMACは剛性がすばらしくて感動。ROUBAIXはトップ長とヘッド角がリラックスポジションをもたらし衝撃もマイルドで安定感のあるBIKE。
夜にはサンタクルズのダウンタウンのBIKESHOPスポークスマンを見学。 店内は貸切パーティー会場状態。バンドの生演奏にワインにBEER。 修理車を見ると普段の店の様子やユーザーの使い方が思い浮かべられます。なかなか高級なMTBやロードも、50台くらい掛かっていました。
天井には21インチのスペシャのロックホッパーがあって大きいのがやっぱり在庫しているなあと思いきや、これは23インチ!でけー。 翌日も午前中は過密スケジュールで授業?を受けます。まるでUSAの大学生になった気分。 そして車で1時間ほどのモーガンヒルにあるスペシャ本社に行ってきました。
社長のマイク・シンヤードさんが直接スペシャの歴史を語ってくれました。 社内には色々な実験機があり、忙しく稼動していました。写真はネジレのテストをする測定機。 新型フレームDEMO8、TREILなど強度テストを受けるため沢山待機しています。
社内には消防署にあるようなポールがあり、すばやく移動できます。うちの家にも欲しいかも。 本社から帰ってきてお昼ご飯は大学の食堂で世界各国の方々と一緒に食事です。 だいたい食事はポテト、たまご、お肉、野菜、果物といった感じ。
なぜか??魚介類はまったくありませんでした。普通にパクパク食べていたら確かに太りそうなメニューです。
午後はお待ちかねのMTBライド。
インプレは直接聞いてね。
すげー。カッコいいー。 コールドフォージド(冷間鍛造)と言って加熱しない状態で、日本刀のように叩いてフレームの重要なパーツの金属を鍛え、粒子を揃えることで強度が増す技術。
出来上がったフレームは同じようでも鍛造をするのとしないのとでは、焼きの入っていない刃物と同じくらい違うんだなー。
精度も出せて軽量化も出来てしまう。お金は掛かるが、すごい技術なんです。
こちらは新型フレーム。ENDURO、TRAILなど低重心でフィフスのユニットがいい性能を発揮します。 夜は憧れの?ビーチでバーベQサンタクルズは日が長く8時くらいまで明るい。
最終日の太陽。今日も最高のサンシャイン。
カリフォルニア最高! I'LL BE BACK
みて。この毒々しい色。ダメだ!ジャンキーな物は食べも飲みも私はしません。
ん??良く見ると大きくSPORT DRINKって書いてある。なかなかイケる味でした。そうです味は見ての通りカキ氷のアレにそっくり。
TY。んーPINKがキマッテル。バッチリだ、これしかない。このスペシャのサングラスは日本には今のところ入って来ませんが、光の強さによってレンズが暗くなったり明るくなったり。表面のコ〜テングでなく、レンズにしっかり練りこんであるんです。
最後の夜はハワイアンパーティー。 空港まではまたもやリムジン。行きの時よりも、長――――いリンカーン。スペシャの心意気はイカしてます。 イエー!気持ちイイー。内容の濃い旅でした。どうだったか?え?それはこの写真の通りです。お店で聞いて下さいね。

Written by Aisaka