2004年11月6日
オールマウンテンツアー IN GUNMA
※写真をクリックすると拡大します。
11月6日、7日に開催したハードコアツアー、「オールマウンテンツアー IN GUNMA」。
2日間とも絶好の秋空に恵まれたっぷり楽しみました。その模様を土曜日に参加された矢竹さんにリポートしてもらいました。
矢竹さんは2005年のP2改にまたがり、標高差1000mのヒルクライムにも挑戦しました。その渾身のリポートです。

11月6日 土曜日 曇り時々晴れ
待ちに待った群馬ツアー 本格的な山・山・山です。
和田さんらスタッフを含む5名のチャレンジャーで出発。この日の為に、P2のブレーキを油圧ディスクに交換し鼻息荒く挑んだ。そしてスタートして間もなく、P2で来た事を後悔する羽目に・・・最初の休憩(石切り場)でもうすでにグロッキー状態。
和田さんの『まだ始まったばかり、1/10くらい来たかな?』の言葉に、意識が遠のく・・・スタートして石切り場までは、ダンプが多くその先も観光客?ハイカーの方の車が通り過ぎる。下りの車からブレーキの焼けた臭い、うん〜大丈夫か?などと思いひたすら頂上を目指す。

休憩をしていると、ロードバイク(MTBの人も)の人がグングンこいで登ってくる。なんという体力、羨ましいやら、情けない(自分が)やら・・・この道はロードの方が、ヒルクライムの練習によく利用するらしい。恐るべしヒルクライム野郎。
そうかと思えば、バイクを車に積んで登っている人を発見。この人たちは車を山頂に止め、シングルトラックをバイクで下り、もう一台の車で山頂に残した車を取りに来るらしい。和田さん、次回はこれでお願いします。(笑)
途中で見晴らしのいい場所が、何箇所かありましたが、残念ながら霧のせいでよく見えませんでした。見えたのは、これから登る予定の気が遠くなるような坂道のみ。あぁ〜。そして、フラフラの私を和田さんのターボ・チャージャーが救ってくれました。それがなかったら、登れませんでした。ホント。
押し上げとターボ・チャージャーのお世話になりながら、なんとか3時間かけやっと昼食の場所に到着。

次の日も、またここまで、上られる和田さんとトモさんには、頭が下がりました。
沼のほとりでの食事はおいしく景色もよく(紅葉も始まっていて)一時の幸せを満喫。そしてみんなで暴睡、目が覚めると足がつった。え〜、せっかく登ってきたのに、下りは救急車かよ〜と思っていると、和田さん『運動した後に体が冷えるとよくなります。これを塗れば大丈夫』とバンテリンを渡されマッサージしながら塗ると、効果てきめん さすが頼れる兄貴。
休憩が終わり、森のなかへ入るとそこは極上のシングルトラックが広がる、もうゴキゲンな位にコンディションはグッド。何度か転んだけどぜんぜん痛くない。

第一セクションは緩やかなシングルトラック気持ちい〜い〜。これぞMTBの醍醐味かな。(楽しみ方は人それぞれですが(^^))
登ってきた道路を横切り、第二セクションへ。担ぎ・押し上げ?あれっ?下りのはずが…まあ細かい事は、気にせずに先に進む。よく見ると左側は崖ではないか、落ちたら・・・恐ろしい。ちょっとビビリながら、テクニカルなコースを走る。自分的には乗れていたと思うが、へっぴり腰だったかも(笑)いや間違いなく、へっぴりだ。
第三セクションは、階段を担いで降りたり、小川を渡ったり、枯れ葉の上を気持ちよく走る。トモさんの『気持ちい〜い〜』の声が響く。今回、トモさんが一番楽しそうでした。(笑)
第四セクション。なが〜いシングル・ダブルトラック、ブッシュ?けもの道?ここが一番気持ちよかった。上りの苦労が、すべて報われた気がした。最後の最後で和田さんの貴重なスライディングを見せてもらいました。そして一番汚れていましたね。

楽しい時間は早く感じるもので、あっという間に駐車場の横に到着。みなさんケガもなくツアーも無事終了。それから、みんなで温泉へ行き解散しました。
このツアーは、また開催するらしいので、今回参加されなかったみなさんも、参加されてはいかがでしょう?私もまた参加したいと思います。ただし、P2では行きません。(笑)
== SPECIAL THANKS ==
Written by Yatake
Photo by Irii & Tomo