2005年6月5日
オールマウンテンツアー IN GUNMA

悪天候が予想されたため1日ずらして開催した、ハードコアさと下りの長さではトレイルストア・イベント中ナンバーワンの「オールマウンテンツアー IN GUNMA」。今回もタップリ登って、ほんとにタップリ下りました。
いやー、ここはいつ行っても最高です。今回は昨年秋のツアーを無念の欠席をし、今回リベンジとなった伊藤さんがリポートしてくれました。

※写真をクリックすると拡大します。

6月5日(日)晴れ時々曇り

ツアー前の週間天気予報では週末は雨マーク…。ところが、当初4日(土)開催の予定を天候不良のため翌日に延期した結果、グッドコンディションに恵まれ、最高のツアーとなりました。和田さん、ありがとう!!
私は前回のGUNMAツアーにもエントリーしていたのですが、結局ケガのため参加できず、私にとっても今回は待ちに待ったツアーでした。

前回のツアーレポートでは、P2で標高差1,000mのヒルクライムに挑戦した苦難の体験談もありましたが、今回もなんとP2やP3で挑戦したガッツあるチャレンジャーもいました。
最初の難関である長い長〜い舗装路での登りも、今回は全員結構いいペースで登っていたらしく、和田さんもグッドサプライズだったようです。中には、対向車のバスにウイリーで威嚇をする余裕のあるチャレンジャー(Yさん)もいたようですし…。(本人は避けたつもりだそうですが、バスの運転手はびびってました。)
しかし、さすがに疲労が蓄積してきた最後の登りはやはりきつかった…。恒例の和田さんのターボチャージャーの出動要請もあったようです。
一般によく言われている栄養補給はこまめにというのは、本当ですね。栄養補給をほとんどしていなかったFさんは、最後にガス欠で動かなくなってしまったようですが、登る途中でしっかりと栄養補給をしていた人達は最後まで持ちこたえていたようです。(あ〜、賞味期限切れのチョコバナナチップ?は美味しかった。持ってきてくれたYさんありがとう。)私は、登りの途中で、昼御飯用の食料を殆ど食べてしまい、湖での昼食時には、ちょっぴり寂しい思いをしてしまいました。みなさん、次回は、たくさん食料を持って行きましょう。

さあ、昼食休憩の湖でまったりとした後は、本日のメインディッシュの下りでした。
藪の中の激坂を下った後は、心地よい緩やかなシングルトラックが続きます。私の前で和田さんが気持ち良さそうに左右に飛んでいます。私もつられてピョン、ピョン、グサッ…。あれっ。なんてことのない小さなドロップオフで、突き刺さってしまいました。どうやら、登りの疲労蓄積が足にきているようです。
やはり、16キロの登りは侮れませんでした。
その後、多少、担ぎでの登り下りもありましたが、全員無事にクリア。前日までの雨により地盤が緩んでいたせいで谷側へ転落しそうになったWさんでしたが、愛車だけはしっかりと握りしめ谷に落とさず、本人も無事にケガもなく生還したようです。

ここからの下りは、和田さんも折り紙付きのスポット。今回のツアーで知ったのですが、ここが「MTBハジメの一歩」でも紹介されていたあの極楽トレイルだったとは…。あ〜参加して本当に良かった。
事前に「注意するように」と聞かされていたドロップオフ後の直角オオタケコーナーも、和田さん、曲がった後に「ああ、ここだった。」って…「もうちょっと早く教えてください。私は急には曲がれません。(笑)」
最後の滑走斜面(?)も最高。気持ちよくスライディングさせていただきました。

いやあ、とにかく最後の最後まで、言葉では言い表せないほど、たっぷりと楽しめました。今回参加されなかった皆さまも、是非参加して体験していただきたいと思います。
一緒に走った皆さま、お疲れ様でした。また、次回お会いしましょう。


== SPECIAL THANKS ==
Written by Ito
Photo(Part) by YagiTomo