2005年11月19日
「オールマウンテンツアー IN GUNMA」

この秋も、行ってきました!トレイルストアのイベント中もっともハードコアなこのツアーですが、今回も楽しみました。
初雪に見舞われたり、ニュールートに泣かされたりといろいろありましたが、やっぱりオモシロかった。
今回のリポートは前回P2(フロントシングル)で参加して、登りで玉砕されたYさんがフルサスニューバイクでリベンジされた怒涛のツアーリポートです。

※写真をクリックすると拡大します。

いや〜、疲れました。オールマウンテン IN GUNMA!!2回目の挑戦です。懲りずに来ました(笑)昨年あの山に撃沈され、今年こそは!と意気込んだが・・・。
11/19(土)晴れのち雪。雪です!!寒いっス。去年と同じ集合場所に30分前に到着しましたが、もう大半の人が来ている。いつもながら、みなさん遊びの時は集合が早いようです。私も何度かTTSのツアーやイベントに参加させていただいていますが、いまだに1番に到着したことは無いです。少しだけ遅刻したのが2回…すいません(汗)

8:30出発時間になり、TTSの和田さんから本日のツアー説明を聞いていると、白い粉?ほこり?花粉?寒いとは思っていたけど、まさか雪が降るとは考えていなかった。
寒いので高速説明でさっそく出発。そしてすぐに休憩(笑)。着込んだウインドブレーカーを脱ぐ。ちょっと走っただけでも体が暖まってきた。止まっていると寒いけど、走り出すと暑くなる。ウエアの選択がむずかしい。
今日は借り物のアイアンホースMK-IIIでの参加。このバイクはインナーギアが付いている。スゴイ!!あ〜思い起こせば、去年はP2(フロント38T)で来てしまい、参加されたみなさんに(特に和田さん)ご迷惑を・・・。今日は自力で登る!!
去年、自分は『インナーギアが無いから・・・』と言い訳していたが、やっぱりキツイ。インナーギアと引き換えにワダターボを失った。見た目は、ゆるい坂なのに、なんでだろう?ただ単に俺の体力がないのか・・・。しかし今回こそは・・・。

夏の長雨で道路が崩落していて、その工事の為に途中から車両通行止め。ラッキー!!車が来ないのでチャリンコ天国。みんなで並んで走れるし、斜度がキツイ所は蛇行運転(まあ、私以外の人は普通に登っていました)が出来る。
登りの1/3位の所にある展望台でツララ発見。屋根から垂れ下がっているではないか。休憩していると吹雪(ちょっと大げさかな)が・・・。時折見える山からの眺めも抜群、ひと時の和み?(なんか言葉おかしいかな)

途中休憩しているところに、人のよさげな工事のおじさんが話しかけてきた。
和田さんのバイクの値段を聞いて『ろ・ろ・60万!?えーっ!このダンプが50万だよ!!すげぇな〜そんなにするのか?』一同爆笑。
(MTBに興味の無い人にとって、自転車に60万という金額は異常なのでしょう(笑)私も最初はビックリしましたが段々洗脳されてきました。しかし、残念ながら60万は無い。)
−中略−
『あんた、買った自転車屋さんに言って、お金まけてもらわないとダメだよ!!』と。一同苦笑(そう、和田さんは自転車屋さんのオーナー)
工事のおじさん、ハンターのおじさん、帰り道を教えてくれたおばさん、ここら辺の人はみんな親切でいい人だった。このトレイルが、【MTB乗り入れ禁止】という事にならないように、マナーを守って走りたいです。

時折吹く強風、追い風ヤッホー!向かい風ヒェ〜!山の天気に翻弄されながら、走る走る登る登る。もう少しで頂上(今日のコース的には)という所でトモさんに抜かれビリッケツでゴール。
今回はなんとか自力で完走しました。よかった。良かった。ひとりで地味に感動(涙)。
山の入り口の広場で昼食をとり、午後からいよいよ極上のトレイルへ。
今回第1セクションはカットし、第2セクションからスタート。霜柱が解けてドロドロのマッドコンデションで、岩の上に落ち葉がのっていて怖いですね〜、楽しいですね〜、疲れますね〜。(ここに来て、階段担ぎ上げ)慣れないSPDでビビリました。しかも途中の道が崩落しています。一応、階段らしき物が作ってありますが、バイクを持って降りる時は緊張しました。
崖では、バイクをみんなで手渡し降りていく。ここはちょっと乗れませんね。第2セクションの最後で芝生の上で小休止。のはずが、寝転がったら・・・ちょっと寝てしまった。朝が早かったのと、登りの疲れで・・・。

リフレッシュして、さあ第3セクションへ!!サクサクのシングルトラックが気持ちいい〜。落ち葉の上はフカフカ、階段も面白い。みんなの顔もニコニコ。そして鼻の下にキラリと光るものが・・・ステキな笑顔です。
そして、スタートの時に説明を受けた第4セクション。今回はちょっと変更して、新コースへ。
シングルトラックから道が険しくなっていく。いや、藪の中に突っ込んでいくと言う表現がいいかな。
道が見えない!?ここは道なのか?道に迷っているのか?さっぱり分からない。胸のあたりまで、草が生えていて、地面が見えないからドキドキしながら走る。気を付けないと岩あり段差あり溝ありで転びそう。でもスリルがあって楽しい。
大勢で走っているから楽しいが、一人で来たら怖いかも。道に迷いますね。間違いなく俺は。
途中からだんだん道が荒れて来て走れなくなってきた。侵食により溝がかなり深くペダルが漕げない。車輪を溝に落とし両足を溝の上のほうに付きながら足で漕ぐ。なんとその姿は、レーザーラモンのM字開脚みたいになっている。とてもかっこ悪い。前の人振り返らないでくれ〜、恥ずかし〜い。
藪を抜けると、民家の横に出る。舗装道路を少し登って駐車場へ到着。

みなさんお疲れ様でした。
温泉へ行く人たちと別れ、解散。家に着くまでが遠足です。気をつけて帰りましょう(笑)
このツアーは登りはキツイけど、それを忘れさせてくれるくらい下りは楽しいです。みなさん参加されてはいかがでしょうか。


== SPECIAL THANKS ==
Written by Revenger Yatake