2006年1月28日
相坂シンジローの"山"道場 「ショートトラックを走ってみよう!」

恒例の「ショートトラックを走ってみよう!」です。
今回は、お店の常連さんグループの一人でもある藤田さんにレポートをお願いしました。
藤田さんはかなり年季の入ったP.2ユーザーでもあります。

※写真をクリックすると拡大します。

一般に開放されている公園で催された相チャンこと相坂信二郎先生のゴリラスクール、じゃなかったショートトラックスクールに参加してみました。
当日集まった参加者のみなさんと自己紹介をした後に、相ちゃんから今日のスクールの内容の説明がありました。
凸凹とかジャンプ台まであるショートトラックで練習するけど、ここで覚える事はそのままトレイルを走ったり、DHコースを走ったりする際にもそのまま役立つというより不可欠なテクニック!おお、面白そうジャン!

で、始まりました。最初は連続するギャップを舐めて走るテクニックです。
多分、みんな「これっくらいできるよ〜」って思いながら始めたのですが、高低差が大きいギャップだと基本をちゃんと理解してないとすぐに身体の動きとバイクの動きがシンクロせずに上手く行かなくなります。
私はこの日、早々とある真実を悟りました。それはいきなりやるよりも、相チャンの模範演技だけでなく上手く行かない人の動作も見て、それを自分なりにどこがいけないのか、どうすればいいのかを感じてから練習すると、おぉ、すぐに出来るじゃん!です。

そうです。練習量に勝る上達法は無いとはいえ、身体で覚えるだけじゃなくて練習は効率的に、説明を聞く耳を使って、人の動作を見る目を使って、そしてそれを頭で消化してと、まさに「全身」をフルに使った方が上達は早そうです。
こう書くと当たり前ですけど。でもこのスクールだとそれが出来ちゃう感じでした。効率いいです、ほんと。

その後のメニューはローリングに繋がる、前輪を上げたまま連続するギャップを通過するテクニック。これ上手い人がやっているのを見るだけよりも、習ってみると基礎は意外と簡単です。そう、前輪を上げるのではなく<落とさない>ですよね、相チャン!
そして前輪をどこに降ろすつもりでトライするかだけでも難度が随分違ってしまいます。習ってみると超絶困難なテクではない事がわかってちょっとびっくりだよ、うん。

その後も前輪を降ろさずにジャンプ台を走り抜ける(飛び抜けるではなく、です)テク等を教わり、そして最後にジャンプの基礎を習いました。これも安全にジャンプを習得するためにはとてもためになりました。
どのテクニックも繰り返しデモ走行してくれたり、生徒に個別にアドバイスを何回もしてくれるので、少しづつかもしれませんが、皆さん朝と夕方とでは確実に身につけているテクニックが増えていたのではないでしょうか?

このゴリラ公園と呼ばれる広場は一般に開放されているので、小さな子供(物凄く上手かったりするけどね)から大人たちが気兼ねなく遊べる場所です。
今度コソ練に行こうかなって思っているのは私だけではないはず。ほら、習った事は復讐しなくっちゃね。
皆で食べたランチを挟んでおよそ5時間のスクール、最後はプチレースをやったりもして、テクニックを磨くという気持ちではなく、自転車で遊ぶという感覚で参加しても充分楽しめちゃいそうです。また参加しよっかな〜。


== SPECIAL THANKS ==
Written by Fujita