2006年3月25日
相坂シンジローの“山”道場 「たまごクラブ」

MTBに乗るのは初めてという方から、基礎をきちんと覚えたいという初心者の方などに好評のたまごクラブ。
今回は、先日の伊豆FRを走破しながらも、ご本人曰く「誘われるがままに走っただけなので・・・」ということで参加された茅野さんにレポートをお願いしました。

※写真をクリックすると拡大します。

穏やかな春を感じさせる良いお天気の中、「たまごクラブ」が開催されました。
相ちゃん先生、サポートたろさん先生の挨拶の後、参加者の自己紹介。最近MTBを購入された方、何度も山を走っている方などいろいろな方が参加されました。皆さん共通しているのは勿論MTBを楽しみたいということ。
私はというと、数ヶ月前になんとなくMTBを購入。訳も分からず山に行くこと数回。それでも毎回十分に楽しめて、上達すればもっともっと楽しいのだろうなぁ・・・そのためには基礎を学ぼう!ということで「たまごクラブ」に参加しました。

レクチャーのスタートは、ポジショニングやセッティングの調整です。サドルの高さ、角度、位置、ブレーキレバーの位置などについて、何故そのように調整する必要があるのかという具体的な説明を交えながらの調整で、ものすごく分かりやすかったです。
私はブレーキレバーの位置を調整し、とても走りやすくなりました。自分に合った調整がいかにMTBを楽しむために重要か、身にしみて分かりました。これだけでも、参加した甲斐があったと感激してしまいました。
全員の調整が終わったら、MTBの乗り方、降り方、スタート、ブレーキング、コーナリング、坂の上り方、下り方などのテクニックの練習です。自転車にさえ乗れれば、誰でも簡単に出来そうなことばかりですが、MTBならではのテクニックがあるのですよね。ここでもまた、何故そのようなテクニックが必要なのか、山を走行することを想定しての丁寧な説明で、ものすごく分かりやすかったです。
また、ひとりひとり個別にチェック、指導と、実に親切丁寧なレクチャーに感動しました。

みんな楽しみながら練習した後、ランチタイムです。
ここで登場したのが、たろさん先生のクッキングバーナー。たろさんのクッキングタイムの始まりです。とても楽しそう!お湯も沸かして、ホットドリンクのサービスもあり、美味しかったです。
いつでもどこでもいかに楽しむかを目の当たりにし、ここでもまた感動してしまいました。

このまま日向ぼっこしながら、昼寝もいいなぁと思いつつ、午後のスクールの始まりです。
午前中に学んだことを実践に生かしての多摩川ツーリングです。坂を上るのも、どのようなコース取りがいいか、実際にやってみると、なるほど〜と納得です。
多摩川河川敷はMTBで楽しめる場所が盛り沢山。坂の上り下り、植栽の間をコーナリング、土の上を走ったり、草の上を走ったり、木の枝をくぐったり、段差を乗り越えたり...etc...山に行くだけでなく、身近なところでも、MTBって楽しめるのですよね。とっても気持ちのいいツーリングでした。

今回、私は単独参加だったのですが、一人で参加しても心配無用のとっても楽しい、充実したスクールでした。本当に参加してよかったです。ビギナーの方に、自信を持って参加をお勧めします。
MTBって楽しいだけでなく、ストレス解消、シェイプアップという特典もついているのです。私も基礎をしっかり身につけて、もっとMTBを楽しもうと思っています。

== SPECIAL THANKS ==
Written by Kayano