2006年6月17日
相坂シンジローの“山”道場「ひよこクラブ」
今回は昨年の7月16日以来の第2回ひよこクラブを開催。
P.2というTTSイベントらしい(?)バイクで参加された神尾さんからレポートが届きました。
※写真をクリックすると拡大します。

6月17日(土)曇り時々晴れ
待ちに待った、相ちゃん大先生(師匠と呼ばせてください!)の『ひよこクラブ』が多摩川河川敷にて開催されました。
参加者は私を含め計5名。
普段はロードを走っているというNさんと紅一点のYさん、お店の常連さんで数々のイベントに参加されているHさん、何度もDHコースを経験しているが基本をしっかり覚えたいという男性のYさん、そして私です。
顔見知りの方々もいるようで、皆経験豊富そうだし、メカニックにも詳しそう。
単独参加で、尚かつ右も左も判らない「超初心者」の私は「なんか、場違いなところへ来てしまったかも・・・」と少々不安でした(たろさん先生が登場した際、サポートの方とはつゆ知らず、「すっげー本格仕様じゃん。本当に初心者なの?」と内心ハラハラしてました)。
受付で「相ちゃんステッカー」をもらい(欲しかったんです。コレ)、参加者の自己紹介の後、スクールのスタートです。

まずは、「乗り方・降り方」、「基本フォームにブレーキング」、そして「コーナリング」です。
「軸に乗る」という意識が私には全く有りませんでしたが、上級者の方も忘れがちだそうです。
また、「重心移動」はこの後に教わった全てに重要な動作です。
次は土手を使っての「登り」です。
ハンドルをお腹に引きつけるようなイメージで前傾姿勢をとり、ペダルを力任せに漕ぐのではなく、バランスをとりながら一定のリズムで廻し続ける事がポイントです。
こうすることでフロントが上がってしまったり、タイヤが空回りする事が防げます。
ちなみに私は最初、思い切り反り返っていました。

トイレ休憩の後は近くの公園で、ゆる〜い階段を使った「段差下り」です。
肘と膝でクッションをとりながら、頭の位置を動かさずにスムーズに下りる練習をしましたが、簡単そうで、なかなかどうして難しい。
相ちゃん大先生は全く頭がぶれることなく、まるで平地を走っているようでした。
ちょっとした事なのに、これだけの差が出てしまいます。
再び河川敷に戻り、「登り」です。
先程は斜面に対して緩やかなコース取りでしたが、今度は垂直に登ります。
皆さん頑張って登っていましたが、プレイバイクの私にとっては相当こたえました。

そして、「ゲーム大会」がスタートです。
優勝者にはスペシャのチームジャージとビブショーツのセット(チームライダーしか入手できないレア物らしい)が贈られます。
な、な、なんと、あろう事か私が優勝してしまいました(奇跡だあー)。
ランチタイムは、MTB談議に花を咲かせました。
スタート時の不安も何処へやら、この頃には、すっかり皆と打ち解けていました。
やはり共通の趣味を持った者同士、気持ちが通ずるものがあるのでしょう。
「本当にMTBが好きなんだなあ」
皆さん目が輝いておりました。
ランチの後は本日のメインイベント(と相ちゃん大先生が言ってました)「階段下り」です。
ここでも重要なのはフォームです。
おしりを突き出すのではなく、腰全体をサドルの後ろに引く感じ?がポイントです。
全員がクリアした時は拍手喝采!!大いに盛り上がりました(通りすがりの親子連れが不思議そうな顔で見ていました)。
始めは勢いにまかせてガタガタと下りていましたが、最終的にはゆっくりしたスピードで、バイクをコントロールできるようになっていました。

最後は「段差登り」です。
フロントを上げるタイミングが重要です。
始めはタイミングがつかめず、ギクシャクしていましたが、数をこなすにつれ、コツがつかめてきました。
そういえば、たろさん先生のリムが「ガシャッ!」とスゴイ音をたてていましたが、大丈夫だったでしょうか?(もしかして禁句?)
これにて終了。
クールダウンしながら、集合場所へ戻ります。
相ちゃん大先生はその間も飛んだり、跳ねたりしていました(カッコイイ!)
記念撮影後は、皆さん両先生に質問攻めです。
メンテナンスの方法などを教わり、別れを惜しみつつ15時過ぎに解散しました。

私は途中、張り切りすぎて足がつったりしましたが(情けない・・・)、それぞれのポイントで全員にマンツーマンの指導をしてもらい、最後まで「へぇ〜」の連続。
まさに「目からウロコ」の一日でした。
また、同じ趣味をもった仲間とこうした時間を共有させて頂いた事に感謝します。
相ちゃん大先生、たろさん先生、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。
また、ご一緒できる日を楽しみにしています。
「相ちゃんステッカー、どこに貼ろうかな・・・」
== SPECIAL THANKS ==
Written by Kamio