2006年11月3日
「オールマウンテンツアー in 群馬」
今年も超がっつり登って、超がっつり下って下って下ってきた、トレイルストアイベント中最もハードコアなツアー「オールマウンテンツアー in 群馬」。
今年はポカポカ天候に恵まれ、絶好のコンディションを堪能しました。
その感動の模様を「自称初心者(かなり誤りがあると思いますが)伊藤さんがリポートしてくれました!
※写真をクリックすると拡大します。

MTBの楽しさを教わって2年が経ち、貰ったMTBではなく自分で買いたいと思いインターネットで探すこと2ヶ月。偶然TTSのホームページで気に入ったMTBを見つけ、購入したのが1ヶ月前。
そんな初心者ですが、有り余る体力と買ったばかりのMTBで走りたいと言う気持ちから、今回「募集レベル中級者以上でTTSでもっともハードなイベント」と言うオールマウンテン IN 群馬にいきなり申し込んでしまいました(笑)
集合時間より早い8時に集合場所の駐車場に着いてみれば、もうすでにたくさんのMTB。
うぉ、早っ!しかも多いな!と思ったら半分はTTSに関係の無い人達でした。
1ヶ月点検で1週間前に和田さんを拝んでおいたために無事にTTSメンバーに合流し、いそいそと出発準備を整え受付。
装備すると強くなれそうなステッカーやパワーバーを頂き今日のミーティング&自己紹介。
皆さん常連で凄そうな方々に、今日は付いて行けるのかと心配になってしまいました。

渋滞にはまり遅れていた方も無事到着し、ドキドキの上りが始まり体が温まってきた所で第1休憩ポイント。
いきなり和田さん茹でタコですよ!頭から湯気がモウモウと立っていました(笑)。
第1休憩ポイントからは長〜い、長〜い登り。
初めは話しながらゆっくりと登っていましたが、次第に各自のペースになっていきます。今回の参加者は登りのペースが速いらしく「TTSのペースでは無いよ!」との声が聞かれる中、きつい九十九折りの坂を登り終えて展望台付きの第2休憩ポイント。ここでは少し長目の休憩を取り皆さん栄養補給を行っていました。
昨年は雪が積もってて雪投げたんだよなんて仰天話が飛び出す中、今日の天気はぽかぽかのお天気です。暑くて半袖で登っている方もチラホラ。
出発しようかと用意をすれば更に仰天、「まだ半分です、頑張っていきましょう!」だと・・・。

第3休憩ポイントまでは前を見るとこれから登る道、登らなくてはいけない道が遙か先まで見渡せる。心が折れる・・・もう各自バラバラのマイペースでした、
ここでは有名な和田ターボが出動していたとの情報が。
第3休憩ポイントに着いてみれば、峠の頂ではないですか!?下りですか?と思ってみれば、第4休憩ポイント(登りのゴール)は一端ちょっと下ってもう一回登るそうです。
あと2km、頑張ろう!・・・甘かったです。一度下りを、楽を覚えた体は登れません。あーマジ心が折れる。
しかし、必死に前の人にくっついて行くと着くもんですね、「登り終点」です。ご飯です。もう何も考えられません。
沼での休憩は「MTBのツーリングにはバーナーも持って行くんだ!」「スゲー!沼キレー!」なんて思いながらお腹を満たし本日のメインイベントに突入。今日はこの為に皆さん耐えました、待望の極上トレイルに突撃です!
和田さんからの注意事項と道の説明、それから今回のレポーターの指定。えっ自分ですか?!
と言うことで行きましょうか。和田さん待って下さいよー!

第1セクション。
人の頭位の石がごろごろしているにも関わらず、和田さんは凄い勢いで消えて行く・・・。
自分の前を走る中学生は空を飛んで行く!空!大丈夫かー!と言う感じにいきなりのハードトレイル。でも楽しー!ちょっと下って一休み。
次は何が来るんだととワクワクしてみれば、「道無いですよ和田さん!」「はいっ?ここ下るんですか?」みたいな一面笹だらけの所を下る。
次は和田のお気に入りの所です!一同おー!よっしゃー行こうかと言った矢先にもういません。和田さん速い〜、楽しくて楽しくて、くっついって走ってるから走れてますが普通こんな所絶対に走れませんよ〜。
あっという間に下り終えてすかさずハイタッチ!アドレナリンに汗出まくりです!暑い、熱い。

第2セクションの前半は左を見れば崖。ほとんど担いで押して、唯一のあまり乗れない所。登りで疲れた足に応える応える。もうちょっとで極上の・・・に励まされながら登り切り休んだ先は極上の第3セクションでした。
ちょっと下って、んっ?リアサスのエア抜けた?サスポンプ忘れたよ。「和田さん持ってますか?」と聞いてみれば「持ってます」。ドラ○もんですか。
エアを入れてみれば、なんとエア抜けではなくメカトラでした。しかも最悪のスタックアウトだそうです。極上のトレイルはまだ始まったばかりだというのにもう残念です。
半死の相棒、でもまだ走れます。壊れてなかったら楽しんだろうなーなんて若干ブルーな気持ちになりながら、ツツジ並木を無いテクニックで必死に下れば芝広場です。この先更に素晴らしい所が待ってるけれど、疲れているので少し長目の休憩を取りましょう!と言うことで横になり少し睡眠です。
目を覚まし抜群のコンディションのトレイルを少し下れば本日最後の第4セクションに突入、最後のセクションです。
ここから先は行った人しか分かりません。つうか私の口からは言えません!皆さん自分で走って下さい。
最後に、走ってみれば楽しい!楽しい!もう笑いが止まりません!こんなに楽しいトレイルは初めてでした!
今回来られなかった人はもう残念!としか言えません。ありがとうございました。次も行きます、万全の体制で走ります必ず・・・!
== SPECIAL THANKS ==
Written by Ito