2007年1月28日
「芝川フリーライド」

昨年春に下見をしてから、やっと開催できた伝説のスーパートレイル「芝川フリーライド」。
中級者以上限定のイベントでしたが、参加されたみなさま全員「野犬」と化す?ほどあつーく盛り上がりました。
その模様を丸山さんがリポートしてくれました。


※写真をクリックすると拡大します。

1月28日(日)。
TTSとしては初めてのトレイルでのツアーのこの日、心配されていた天気は執念(?)の回復を見せ、見事な晴天となりました。
今回のツアーは地元のナチュラルアクションさんとのコラボによるほとんど登りの無いDHトレイルらしく、持ち物にもフルフェイス、プロテクターの着用が望ましいとした内容でした。
当然(?)のことながら参加者のほとんどが7インチ8インチは当たり前といったバイクばかりでした。私は今回年末に組んだばかりのバイクで参加。サスのセッティング出しが主な目的でした。

さて、肝心のトレイルですが、入り口までは車で上がり、5分ほど押して山頂へ。冬ということもあり、富士山がばっちり見えるという絶景でした。
そんな場所からライディングがスタート。最初は木の根っこが広がる激下り。イメージとしては富士見のBコース(前半部分)をややきつくした感じ。久しぶりのライディングということと、バイクのセッティングが出てないこともあり何度か転倒(迷惑かけてすいません)。それが200mほど続き第一セクション終了。
そこでサスのセッティング。最弱のリバウンドを2クリック(前後とも)そのあとは傾斜も緩やかになり九十九折の連続。途中に水切りのための木がコース上に敷かれており、難易度がアップ。やはり木にタイヤを捕られ転倒。他の参加者の方々もこの水切りには苦労をしていたみたいです。
しばらくすると社が有りそこで第二セクション終了。まだ挙動に落ち着きが無い為フロントを2クリック、リアを1クリック。最後第三セクションは社の階段脇を下っていき短い激坂(もちろん木の根が激しく一部ドロップあり)、その後は気持ちのいいバンクの連続!!&1、2箇所水切りあり。
ラストに大きなバンクをクリアーしてトレイル終了。そこでようやくバイクのセッティングも出たようでより扱い易くなりました。(ちなみにエア圧は推奨値に合わせてあります)
全体を通してほとんど休むポイントの無い忙しいコースという印象で、ある程度スキルのある人でないとキツイかもしれません。ただ、好きな人にはメチャクチャ楽しいトレイルですね。私は大好きです。

さて、お昼を前にしてもう一本行くことに決定。一回目とはほんの少しルートを変えて下ることに・・・(ハジメさんが先に行ってしまった為結局同じというオチでしたが)。
さすがに二回目ともなれば体も慣れてきて一本目には出てこなかった雄叫びがトレイルに響いていました。ハイカーの方々迷惑をかけてスイマセン。出てしまうもの(雄叫びのことです)は止められません!!
かくして一本目では1時間ちょっとかかっていたものが二本目では40分と大幅にスピードアップ。そのかわりプチ放し飼い状態となってしまったハジメさんの後を追っかけるのは大変でした。

その後麓に戻り昼食をとることに。その時にナチュラルアクションさんの知り合いの方が来ていて、ミカンを差し入れてくれました。これがまた甘くておいしかった〜。
しばらくして最後三本目は最近開拓したばかりのルートを走ることに。こちらの入り口はハイクアップをせずに車を駐車してある脇の道から入ります。
話によれば初級とは呼べないCコースとのこと。さて実際は・・・まさに落ち葉サクサクのジェットコースタートレイルでした!!少々木の枝がホイールに絡みそうなこともありましたが全体的には荒れていなく走りやすいトレイルでした。
無論、放し飼い状態になった方がいたことは言うまでもありません。かく云う私もその一人。もう笑いが止まりません。あっという間にライディングは終了になってしまいました。
今回初めてのDHトレイルでしたが非常に楽しく走ることができました。また、セッティングの重要性も再認識したりと内容の濃い一日となりました。是非機会があれば又参加をしたいです。
ハジメさんをはじめナチュラルアクションのみなさん本当にありがとうございました。

今回使用した愛車
BIKE:commencal VIP META 5.5
FORK:Marzocchi '07 All Mountain SL
TIRE:KENDA NEVEGAL2.1

== SPECIAL THANKS ==
Written by Maruyama