2007年4月15日
相坂シンジローの“山”道場「たまごクラブ」
うららかな春の日差しの中、恒例の「たまごクラブ」が開催されました。
今回の参加者は女性4名、男性2名の計6名が参加されました。
その中で、鮮やかなスカイブルーのスタンプジャンパーでご参加頂いた明珍さんよりレポートが届いています。
※写真をクリックすると拡大します。

私、明珍は2007年4月15日(日)に開催された相坂シンジローさまの「たまごクラブ」スクールに参加させていただきました。
私自身は今年1月にトレイルストアショップでとってもすてきな水色MTBを購入、4人家族で一番下の子を除いて今年から走ろう!と言う事になり、3台いっきにSPECIALIZEDで揃えました。
勿論、自転車と言えば「=ママチャリ」というくらい何も分からないMTB初心者です。なので「たまごクラブ」の初級スクールという謳い文句はこれからやるぞ!という私の気持ちにぴったりでした。
今回は購入時に頂いたイベントトライアルクーポンを使用しての参加です。小学校3年の娘と二人で参加予定でしたが、確認すると「やめとくー」と言う返事。一人で参加することに。少々不安でしたが、ネットでのリポートで「一人参加でも問題なく楽しめた」というコメントを書いて下さっていたのに勇気付けられ申し込みをしました。そして実際その通りでした。ありがとうございました!!

さて、当日は朝から良いお天気。9時半に二子玉川河川敷に到着しましたが、スクール参加の方々は勿論、その他BBQをしに来た人々、ジョギングの人、野球の人、とにかく色々な目的をもった人々がたくさん朝早くから集まっていてびっくりでした。
受付を済ませて簡単な自己紹介(男性2名女性4名)をした後、個人のMTBバイクのチェックが始まりました。
一台ずつ架台の上に乗せて丁寧に部品の説明、持ち主に合った高さや角度の調整を受け、調整後に乗ってみるとびっくりするぐらい乗り心地が変わっていて本当に驚きました。また、調整の間はじっくりと参加者の方のバイクを鑑賞する事ができ、各メーカで部品の配置を含めたデザインや、色々な所に穴があって各々を調整できることを近くで見る事ができて楽しかったです。
初心者でも4ミリ〜6ミリレンチは必携ですね。早速購入しようと思いました。(笑)
丁寧なバイクチェックが終わって、実際のスクールが始まりました。
午前中にしたのは、
「乗り方・降り方」
「体重移動を使うブレーキのかけ方」
「体重移動の応用 坂の下り方」
「カービングの仕方」
どれも本当にMTBの基本的となる動きを教わりました。山で実際に走った事のない私には、カーブの時にペダルの位置が重要だと聞かされてもいまいちピンときませんでしたが、午後の走行で「ああ、こういうことを言ってたのね」と納得。その他の動きも午前中に教わった事が自信になり、挑戦する気持ちを持てました。
特に坂の下り方はスクールで教えていただかなければ、絶対にやらないだろうと思われる項目で、これが出来ただけでも参加して良かったと思います!!土手なのでそんなに高さはないのですが、初めて挑戦する時は本当に心臓がドキドキして「本当にやれるのか」という恐怖(大袈裟か)と闘いました。自分がそうであった分、全員が出来た時は本当にうれしかったです。
MTB大好きな方には簡単な事かもしれませんが、普通は『ねえ、私二子玉川の土手を降りられるんだよ』と言うとびっくりしますよねえ。これからママ友に自慢したいと思ってます。
ま、そんなことはどうでもよいのですが、お昼近くにカーブの仕方で八の字にグルグルまわる練習をしていると、お日さまもポカポカしているし、気持ち良くなってきて段々気合いが入ってきて真剣にまわっていると、「どんどん遠くへいっちゃってますよー」と愉快タロウさま(勝手に名付けましたごめんなさい)からのお声がかかりました。
自分としては同じ所をまわっているつもりなのに、どんどんずれて知らず遠くへ行っちゃってるのです。そんな状態も一言アドバイスをいただくと、修正できちゃったりするのです。本当に目から鱗です。
【教訓1:適切なアドバイスは上達の早道】ですね。

お昼タイムのお弁当買い出しで一列に並んで走る時も、ちょっと坂を上るのに挑戦したり、皆各々楽しんでいました。移動の道中はシンジローさまの華麗なパフォーマンスを披露していただき、プロの技の切れ味をかい間見る事ができました。
同じコースをついていくのですが、全然ついていけなかったり、これは絶対に真似したら(真似できないけど)死ぬな、って思える技もありました。本当に見ているだけで小気味がよい動きの連続で格好良かったです。そんな技に気を取られたせいで、私はかなり景気良くふっ飛びました。「反対が崖だったら、今日は三回死んでるね」と愉快タロウさまからのコメントをいただきました。でも地面が土だと全然痛くないから助かります。自然ってすごい。
で、【教訓2:ぐらついたら山側に足をつくこと】ただそれだけです。はははー。
三回飛んだのでもう身体も覚えてくれたことでしょう。今度山へ行っても多分やらないとおもいます。
一般道でもシンジローさまのパフォーマンスは続きました。20センチくらいの段差は軽々と横飛びで飛んで羨望のまなざしを浴びていたのですが、道の端にある植え込みの段差を上がり松の木の下を通過しようとした途端、背負っているリュックが枝にひっかかってクリスマスのオーナメント状態になってしまい、ジタバタもがいている姿はかなりお茶目でいけてました!!(笑)

お昼ご飯をすませてからは、午前中の緊張が緩みちょっと疲れた気分になったのですが、しっかり「階段の下り方」を教えていただきました。
チャンピオンゲームをやったりして和やかムードのうちに折り返し地点に到着。その後フリー走行で午前中の走りを自分なりに実践しました。疲れてくると挑戦するのも億劫になったりしますが、坂を上って木の枝の下を背中を丸めて(誰かさんの真似)通ったり、野草の花の中を走ったりするのは(わざとじゃないです、結果的にのぼりの途中にあっただけだけど)最高に楽しかったです。その時その時の判断で、自分の力量でできる限りを楽しむ事ができるのがMTBの良さだと思いました。
集合地点に戻ってゲーム優勝者の表彰をして解散となりました。
その後、参加者の皆さんとバイクの乗り比べをしたりして個体差を体感できたりで、初心者ながらに本当にたくさんの情報がゲットできたスクールでした。シンジローさま愉快タロウさま、そして参加者の皆さま、本当にありがとうございました。またお会い出きるとうれしいです。
そして私は5月に山に挑戦する予定です!!楽しみ〜。
これからもスクールにどんどん参加したいと思っていますのでよろしくお願い致します。
== SPECIAL THANKS ==
Written by Myouchin