2007年9月17日
相坂シンジローの“山”道場「ショートトラックを走ってみよう!」
恒例のショートトラックスクール。
今回もやる気満々のみなさんが集まり、アグレッシブなライドでグングン上達。
その模様を白いコメンサルで参加された井上さんにレポートしていただきました。
※写真をクリックすると拡大します。

9月中旬にもかかわらず、めちゃくちゃ熱い3連休の最終日。その気温に負けないくらい熱いスクール「ショートトラックを走ってみよう!」に参加させていただきました。
前日も結構な距離を走っていたので、朝起きると既に体がダルい・・・。自走で行く予定を急遽取りやめ、最寄りの駅まで輪行することにしました。(輪行にしといてよかったー。帰りはもうヘロヘロでした)
駅からノンビリ漕いでスクール開催場所のゴリラ公園に到着!思ったよりもコースが広くて、ジャンプもでかい!ついさっきまで期待のみだったのに、ふと不安がよぎる・・・。
いつも店で会うよりも、かな〜りテンション高めな相坂さんに挨拶をして受付を済ませ、とりあえず皆さん自己紹介。歳だから腰が痛いなんて言いながら、みんなやる気満々で目がギラギラしています。

まずは、2連続のギャップを走る。
丁寧かつ分かりやすい説明の後、相坂さんが実際に手本を見せてくれます。ド派手なスペシャのウエアでスムーズに駆け抜ける相坂さんは、現実とは思えない感じがしてDVDを見ているようでした。格好良すぎっ!!
そのイメージを頭に入れつつ、グループを2つに分けて実際に走ってみます。相坂さんの具体的な指摘を受けて、みんなどんどんうまくなります。また、グループを2つに分けたことで片方のグループが走っているのを相坂さんの指摘を聞きながら見ることができます。なるほど、なるほど。
ブランコのイメージで上下に体重移動し加速感を感じることができ始めると、も〜気持ちいい〜っ!!

次はテーブルでのジャンプ!!
ここでも説明後に相坂さんの華麗なお手本。とりあえず浮遊感を味わってテーブルの上に乗っかるところから始まり、徐々にスピードを上げてテーブルの平らな部分を飛び越えることを目標に練習します。
怖いもの知らずと言うわけではないのですが、素人で無謀な自分はジャンプ2回目でスピードを出すためにギリギリまで漕ぎを入れたため、空中で見事にバランスを崩し、思いっきりコケてしまいました。参加された皆さん、無駄に恐怖心をあおってすみません・・・。
プロテクターを着けていたお陰で大したダメージも受けず、直ぐに復帰し今度は慎重にジャンプ!この浮遊感がたまりません。(クセになりそう)
途中で相坂さんが手本?とばかりに大ジャンプ!!しかも空中でバイク寝かせてます。(手本と言っていたが、それは無理っ!というか、本当はうずうずして我慢できなくなったと見た!)
スゲー!カッコイー!やってみてー!とばかりに、みんな必死に漕ぎを入れます。そのお陰で、徐々に高さ・距離共にに延びていきます。
ここでようやくお昼を取ることに。
最初に言われていたのですが、思ったより体力を消耗しているようで既にヒザが笑ってます。
午後になって、お腹も満たされ急に動きが鈍くなり、相坂さんの「じゃあ、行ってみましょう」という言葉にもみんな反応が鈍い。
それではということで、午前中のジャンプの続きの前に5つくらい連続したギャップを使ってみんなで競争します。二人ずつ同時に侵入し、うまく加速した方が勝ちというわけです。
途中、相坂さんも加わり相手を替えながら何度も競争します。

徐々にお腹もこなれてきたところで、午前中の続きでテーブルでのジャンプ!さらに、フロントを上げたまま平らな部分を通過するロールへと進んでいきます。
このあたりになると根性だけではどうしようもなく、やってみたい技No.1のマニュアルのテクニックが必要です。
相坂さんが手本を見せてくれるのですが、ものすごくスムーズで簡単そう。(何でもそうだけど、うまい人がやると簡単そうに見えるんだよな〜)
でも、いざやってみるとフロントが直ぐに落ちてしまいます・・・。
基本的にスピードが大切で、無理にフロントを上げようとするのではなく、登りで浮いたフロントをキープしながら後輪を転がすイメージとのこと。なんとな〜く、理解しながら何度も挑戦!
たま〜に、まぐれでそれっぽくなることはあるのだが、まだまだコントロールできるまでには程遠い。ま、1日で出来るような技ではないので、まずは憧れのマニュアルから練習練習!!

ある程度ジャンプに慣れてきたところで、スタート台から下ってかなり大きいジャンプを飛びます。みんなスピードにもなれてきたのか、ジェットコースターのように下ってカッ飛んでいきます。
最後にスタートからゴールの1周を4人くらいでレースします。みんな既にお疲れモードで、相坂さんの誘いになかなか腰を上げません(笑)
何とか1周を走りきり、やりきった達成感と一日中走りまくった満足感を感じつつ、スクール終了となりました。
今回は、普段普通に走っているだけでは感じることができない感覚を体感し、新たなMTBの魅力を発見しました。MTBサイコーっ!!
参加された皆さんお疲れ様でしたー。また、いろんなイベントで会いましょう!
最後に、丁寧かつ分かりやすい説明と華麗な手本?を見せていただいた相坂さん、ありがとうございました。腕を磨きつつ、次回の開催を楽しみに待ってま〜す。
== SPECIAL THANKS ==
Written by Y.Inoue