2007年11月18日
「オールマウンテンツアー in 群馬」
トレイルストアのイベント中、もっともハードコアなツアー「オールマウンテンツアー in 群馬」を今年も開催しました。
今年は登りコースを変更して、美味しい所だけ走る!味付として開催。
寒かったけど天気に恵まれました。
その模様を輪行!で参加された青木さんがリポートしてくれました!
※写真をクリックすると拡大します。

群馬のフリーライドは、上りの厳しさと下りの楽しさが混在しているツアーでした。
集合時間と場所、コース概要については以前の参加者から情報を仕入れていました。
上りの辛さがかなり厳しいことは聞いてました。
上り切れるのかちょっと怪しかったですし、他人について行けなかったら迷惑かかるし。
集合場所は今回走る山の麓の神社でした。
車が都合で使えないため、輪行で行かなくてはなりません。
電車の時刻を調べると、最寄りの駅からの自走は電車の都合がつきません。
結局は妥協して、15kmくらい手前のちょっと大きな駅から集合場所まで自走して行くことにしました。

当日の朝は5時前の電車に乗り込み、計画通りに乗り継いで行きましたが、最後の乗り換えで駅員さんにホームを聞いていたところ、乗り換えに失敗!慌てて時刻表を見ると、次の電車は30分後の出発。
これでは集合時間に間に合わないので、予定外に、手前の駅から走り始めることにしました。
しかしこの目算が甘く、自走を始めて1時間強で結局は泣きを入れ、集合場所から和田さんに車で迎えに来てもらうことに(泣)
和田さん、本当にありがとうございました。
そして他の参加者の方々、遅刻して申し訳ありません。
集合場所の駐車場に着くと、人数は少数精鋭の3人とスタッフ2人。
自走で疲れていましたが、またまた足を引っ張ることになりかねないので張り切って上ることに。

結構良いペースで上がりながら、他の人といろいろ話しました。
全体の上り時間は舗装路での上りが1時間半? そこからの押し 担ぎが1時間くらいでしょうか。
数人のハイカーたちとすれ違います。
「自転車持って上るの?大したもんだね〜」などと言われたりして、挨拶しながら上っていきました。
自転車ツアーガイドの人の「もうちょっと」「もう少し」はあてにならないと言われますが、今回の押し 担ぎ区間での和田さんがまさにそれ。
頂上の食事を取る場所までの押しが長い!「もうちょっと」や「もう少し」は5回くらいは聞いた気がします。
山の下の方は風(上州の空っ風?)が少し寒かったのですが、押し 担ぎ区間では汗だくになるほどです。
もうそろそろ脚がキツくなってきたな〜というところで、本日の最高到達点。
芝生広場で昼食を取ります。時間は12時ちょうどでした。
偶然にも5人全員がカップラーメンを食べて暖を取っていましたが、この頃山の上では急に日がかげり始め、さらに強い寒気が入って来たような感じでした。
食べ終わってから和田さんにコーヒーを淹れていただいたのですが、それでも寒い!
コーヒーは美味しかったですが、とにかく寒い。

本当に急速に寒くなるため、冷えないうちにという感じで下り始めます。
和田さんが先頭で下ってくれるので、一応ハイカーの方といきなり鉢合わせはないはずです。
けれどもコースの斜度も路面も全く知りませんので、慎重に下り始めました。
道の脇にところどころ大きな岩があり、「この道の落ち葉の下にも絶対にあるよな〜」と怪しみながら走りますが、乾燥しきった落ち葉が「カサカサカサ〜」という良い音を立て、段々と恐怖心が小さくなっていきます。
寒い寒いと言っていたら細かい雪まで降りましたが、空は青空で降り続いたりはしませんでした。
道はほとんど乗れ、路面も下の方は除いて良好でした。
「99.5%は乗れる!」という和田さんの言葉にもウソ偽りなし!
さらに雑木林や笹薮?では、前の人の轍は見えないので人間が通過した跡を探してトレース。「どっちだ〜??」と目を凝らしながら走ります。
薮を進んでいると、まるで薮の上の空中を飛んでいるような感じでした。

最後は100人中100人が転ぶという魔のコーナーを教えてもらったのですが、ここまで来て転べないと回避。
安全ルートを通って集合場所の駐車場へ帰ってきました。
上るのはあんなにあったのに、下りは楽しいので「あっ」という間でした。
駐車場では和田さんの新車、ChargeバイクDUSTERの試乗をさせてもらいました。漕いだ感じが滅茶苦茶軽い!
持った感じはそれほど軽くないのに、漕ぎが軽いというのを実感しました。
しかし、自分の自転車の漕ぎが重いことも実感。複雑でした。
帰りは直近の駅までまた輪行。けれど、ず〜っと舗装路の下りだったのでラクチンでした。
漕がなくても進む自転車は楽しいです。
これに懲りずに、次のツアーも輪行で行って見ようかと考えています。
さすがに遅刻は出来ないですけどね。
またよろしくお願いします。
== SPECIAL THANKS ==
Written by Aoki