2008年2月17日
「初級ライディングスクール in 東京里山」

今冬の東京は本当に雪が多かったですね!
定期的に開催している「初級スクール」ですが、残雪のある里山で雪にはしゃぎながら基礎テクニックのスクールをしました。近場にもこんな場所があるのです!
今回、フロントシングルのプレイバイクで里山スクールに挑戦したツワモノ、中嶋さんがリポートしてくれました。


※写真をクリックすると拡大します。

MTBにノメリ込んで3年目。主に富士見パノラマリゾートでのダウンヒルや4Xの草レースなど下り系の整備されたコースでチョロチョロ遊んでいた私が、トレイルストアさんでのイベントに参加したのは、「良く聞く"里山"ってどんな所だろう?」という疑問の回答を見つけるためでした。

集合場所は西東京の公園の駐車場。
「ウチから30分のところにそんな所があるの?」という事にまず驚きました。
当日集まったのは私のほかに、初級者スクールなのに何だか雰囲気のある方3名と和田先生。

ご挨拶もそこそこにして、早速午前中は基礎講習から。
下りでも登りでも常にBBの真ん中に乗ることでバイクをコントロールしやすくなるという基本乗車ポジションの確認と、基本的なブレーキングを具体的な課題を設定していただきながら繰り返し練習をしました。
実は下り系の基礎講習は別のところでも以前受講した事があったのですが、和田先生の教え方は非常に楽しく、また同じ事でも違う人の言葉で教えていただく事でより深く自分の中で消化できたように思いました。

その後、「じゃ実践練習です」という和田先生についていくと・・・やっぱり上り坂。
和田先生の見本を見せていただいてから、一人一人どこまで足をつかずに上れるかをトライです。「MTBは下るもの」としか考えていなかった私(フロントはもちろんシングルギヤ)ですが、みんなで競い合いながらワイワイと上るのは想像以上に楽しいものでした。さらに、ちょっとうまくいくと先生が褒めてくれるのでサルのように夢中になりました。
そして上った後はご褒美の下りです。緩やかな下りが続くシングルトラックを右へ左へとバイクを操りながら進んでいくのは気持ちがいいものですね。里山ステキです。最後に短いそこそこの急な下りをダーッと下って午前中は終了。ほんの少し遊んだだけでこれだけ楽しくて、午後はど〜なってしまうのだろうという期待ともに駐車場に戻ってお昼となりました。

午後は本格的なトレイルに出発です。
しばらく走っていくと、「ここからトレイルの始まりです」という和田先生の指差す先を見るとまさにシングルトラックが。普通に歩いていたら気がつきませんね。これからは山道を歩く時はキョロキョロしてしまいそうです。
ここからは、シングルトラックを抜け、ぬかるみを越え、小川を渡り、雪原を走り、階段を押上げ、薮を抜けて、激坂を下り・・・レポートになりませんが思い返しても夢のような楽しい時間が過ぎ、結構な時間のあいだ山の中にいたはずなのにあっという間に終了。

里山を完全になめていました。
和田先生、このような楽しい世界を教えていただきありがとうございました。
ぜひ次は別の里山に連れて行ってください。
また一緒にイベントに参加されたみなさん、とても楽しい時間が過ごせました。どこかでまた一緒に走りましょう。

知ってはいけない?MTBの新たな楽しい世界を知ってしまったようです。
お昼休みにみなさんと話したように、これでは上り用のバイクが欲しくなってしまいそうです。
皆さんと交わしあった名言、忘れません。

「バイクの値段は7割くらいの値段で妻に話す」
「バイクを買ったのではなく、フレームを代えただけ」

ありがとうございました。


== SPECIAL THANKS ==
Written by Nakajima