2010年6月6日
「マーシーのトレイルツアー」

日本各地にガイドツアーはありますが、ツアーコースの面白さでいったらトップランキング間違いなしのマーシートレイル。
参加者全員山にタマシイを忘れてきたように心の底からライドを楽しんじゃいました。
その模様をYETI/ASR ALLOYに乗る塚田さんがリポートしてくれました。

※写真をクリックすると拡大します。

6月6日に行われた、マーシーのトレイルツアーに行ってきました。
あまりに素晴らしく、記憶が断片的なんですが、レポートさせて頂きます。
いろいろな人から "とにかくヤバイ" と聞いていたので、Bestな状態で臨むべく前乗りしちゃいました。

夕方、集合場所の確認の為、道の駅に寄ると・・・
小川輪業の小川さん達が居ました。小川さん開口一番。「ごちそうさま!!」
もう明日のトレイルライドが保証されたも同然です!

当日、朝から雲一つ無い快晴!これ以上ないというトレイルライド日和!山の神様に感謝!
余裕を持って集合場所に着くと、すでに鼻息の荒いメンバーが準備中です!

今回は、メンバーが多い為ガイドが、マーシー・和田さん・そしてB.C.PORTERのNORIくんと、最高のガイドです!本日のルートや注意事項などのお話の後、サポートカーに積んで、標高1800m付近まで、一気にトランスポートしてもらいます。
途中、中央アルプス・北アルプス・そして乗鞍岳がバッチリ歓迎してくれます。

山頂にて準備体操の後、山頂の周回コースにてウォーミングアップ。
標高が高いため、息が上がります。途中のビューポイントからは南アルプスのお出迎えです。

さてさて、ウォーミングアップ後いよいよHappy Trail Hourの開幕で〜す。

いきなりのお出迎えは、本日最大斜度、最難所。斜度が有り、オフキャンのコーナーを一人ずつトライ!タイヤのロックに気を使い、皆さん流石のクリアー!
和田さんのアドバイスでフロントブレーキを上手に使うと、もの凄くスムーズでした。

難所を過ぎると、やや斜度のあるシングルトラックをスイッチバックを繰り返し下ります。
コンディション最高・Trail最高・メンバー最高!もうこの時点で、脳みそがJelly状になってます(笑)。

一度林道に出て、今度はやや緩くなった斜度のTrailにDrop in!
新緑の森、エゾハルゼミの合唱する中、まさにジェットコースターTrailです。
絶妙な左右の振り、デカイバンク、バンクtoバンク、スイッチバック。
もうここまで来ると、まともな言語環境は持ち合わせていられません・・・
叫ぶ・笑う・Bikeに乗る・くらいしか出来ません・・・
マーシーの作った、"Innocent World"Trailに全員ノックアウトであっという間の10kmでした。

昼食は、鹿カレーのデリバリーサービスという粋な計らいです!
鹿が多すぎて、駆除の対象らしく"沢山食べてね〜"って、癖も無く美味しく頂きました。


さぁ〜お腹も満たされお代わりの二本目です。
ここでマーシーが、"一本走ってるので、あまり止まらずに行きまぁ〜す" と神の声!
皆さん、ヨダレがでてます!そして、それぞれのスタイル・リズムで恒例の放し飼いです。
途中で和田さんの後ろとNORIくんの後ろを走らせてもらいましたが、もの凄い気持ちいいんです!!
和田さんの後ろは、まさに "付いてこ〜い"(Follow Me)って感じで楽しいし、NORIくんの後ろは、あり得ないライン、まさにフリースタイルでかっこいいし、MTBの魅力にますます引き込まれました。
二本目となると、当て込む位置も高くなってます(笑)

こんな状態なんで、あっという間に最終エリアまで来ちゃいました・・・
ここからは、このTrailのメインディッシュエリア。一本目は、お預けでした。
Drop In!! 先の方から"雄叫びが聞こえます" すでに、理性なんてものは持ち合わせてません。
上下左右のGを、味わいながら本能だけで下りたおします。
下りきるともう放心状態。でもって皆の気持ちは一つ!もう一回!
そんな時に和田さん、登る?またもや神の声!普段は、反重力装置を使いませんが、もちろん登ります。デザートタイムです。ごちそ〜さま〜!!

こんな天国の様なTrailを管理し、提供してくれるマーシーに感謝、感謝!日本一のTrailbuilderです。
私たちにも何かお手伝い出来る事は無いか?と言う気持ちになりました。

記憶の断片をたどって書かせてもらいましたが、不安です・・・
そして、未だに社会復帰出来ない状態です。さて、つぎは何時ですか?和田さん!

最後まで読んでくれて、ありがとう御座います。Peace Out


== SPECIAL THANKS ==
Written by H.Tsukada
Photo by H.Tsukada/TTS