2013年5月25日〜26日
ALOHA BIKE TRIP & YAMABUSHI TRAIL TOURS 西伊豆2DAYS

今回の西伊豆2DAYSは、アロハバイクトリップと山伏トレイルツアーの2本立てというなんともゴージャスなツアーとなりました。
相変わらず天気に恵まれ、たっぷりとライド。そんな発病ライドを伊豆在住のJUNYAくんがリポートしてくれました。


※写真をクリックすると拡大します。

アロハバイクトリップでサポートスタッフというか魔法瓶を持つ人として大活躍中のJUNYAです。今回のレポート書けって和田さんに無理やり・・・(笑
伊豆ローカルな僕ですが、和田さんを始め、TTS常連の皆さんの人柄に触れ、事あるごとにイベント参加させて貰っています。
そんな僕が、いつも極上のトレイルを案内してくれるアロハだけでなく、昨年から活動を本格化していて、今注目の山伏トレイルツアーとコラボで・・・この夢のような企画を見逃すはずもなく。
ということで西伊豆2DAYSツアーの始まりです。何だか参加できなかった人に悪いなぁ。

初日。アロハツアーです。
もちろん遠足前の小学生さながらに眠れない夜を過ごし、待ちきれずに早朝出発した僕は集合時刻の3時間半前には現着しておりました。いつもどおりです。そして、暑く熱い一日を予感させるように空は限りなく青かった!
今回のメンバーは中学1年生の双子から良い年したオヂサマまで幅広い年齢層でしたが、この後待ち受ける極上RIDEへの期待感からか、みんな揃ってニヤニヤしていました。
ここで和田さんの裏ミッション発動。「中学生を心から笑わせる」がスタート。この時点ではあのような展開になろうとは・・・。
9時半。実はこの日、ワタクシ待望のニューマシンの納車日でもありまして。和田さんに早速セッティングを出してもらい、やっぱりニヤニヤしながら駐車場を回遊魚のようにグルグルグルグル。
そうこうしているうちにKENさん、KIYOSHIさんの 、AIKOさんの鉄板トリオも登場。否応にもテンションあがります。

午前はアップダウンのある某西伊豆トレイル。ここのところの好天にも恵まれ、トレイルはベストコンディション・・・よりちょっとドライ過ぎるかな?といった感じ。全般的にガレている場所も少なくない状態&トライアル的要素を求められる、アドベンチャーなコースとなり、みんなもそれぞれがワーワー言いながら様々なセクションにチャレンジ。クリアするごとに達成感を味わっていました。
そして中間ポイントでおにぎりとかぼちゃスープ(カレー風味)のランチタイム。アロハといえばランチ。極上です。食べ終わったら僕も含めて皆またグルグルしてたw。どんだけMTB好きなんだかw。
午後は僕も初めて走るコース。思いのほか長い登りに最後心が折れそうになりましたが、左前方を進む中学生二人に対抗心を燃やしてクリア。基本的に登りは大嫌いなんですが、ヒルクライム好きな人はこの達成感なのかなぁって。
そしてここで登ったご褒美にAIKOさん特性クッキーの登場。カエルです。旨し。技術とセンスに感動。
対する和田さんのギャグは中学生に通用していません。悲壮感が漂います。涙です。
後半戦は比較的フローなトレイルで一気に解き放たれたライダー一同。奇声とともに麓まで駆け抜けました。完全に発病。感染性もあるようです。
ニヤニヤしながらホテルに帰投。キーワードは「うどん」「蛍」「花火」ですか。

2日目。
やはり眠れぬオヤジは早朝からゴソゴソしてました。夕食より旨いぢゃないかと騒ぎながらの朝食バイキング。
今日は山伏トレイルツアーです。気にはなっていたけど、なかなか参加することができなかったツアーな上に、気の置けない仲間と一緒に参加できるとあって僕のテンションはかなりおかしかったと今だから反省。
9時。近くの漁港で集合。松本さんとサポートスタッフの3名でガイドとのこと。
山伏トレイルツアーは、「西伊豆古道再生プロジェクト」の一環としてのMTBガイドツアー。車社会・化石燃料の生活に変化したこの数十年で、使われなくなった炭焼き道や生活道を、関係しているすべての地区、管理者の許可を得て修復・使用しているとのこと。地元住民が積極的に関わって、お互いを尊重している関係ができているそうです。
ともあれ、早速ツアー開始。今回案内してもらったのはレベル的に中級プラスって感じのスムース&テクニカルなトレイル。古道の成り立ちや、そこかしこにある地蔵、馬頭観音の持つ意味、空海と伊豆などトレイルを構成する人と歴史についてのお話も興味深く聞くことができました。ツアーに同行(参加)したお坊さんも萌えてましたからw。
前半終了後は地元の干物がうまい店でランチ。エボ鯛の干物旨かったなぁ。
後半はチャレンジポイントにも挑戦。どのくらい楽しかったかって、終始叫び声がこだましていた山と、地蔵と馬頭観音だけが僕らの気持ち悪いくらいの笑顔を見ていたことと思います。さらに拡がっていくというトレイル網が楽しみです。
正直これまで大変だっただろうなぁと思うし、これからの発展も楽なことばかりじゃないだろうけど、伊豆ローカルとしては土地の人と一緒に頑張って更に盛り上げてほしいなと切に願っています。真面目で照れ屋な松本さんに会いたい方は、ぜひ山伏トレイルツアーへ。
次はどこへ行こうか既に妄想している僕。まだまだ社会復帰できそうもありません。バイクも最高でしたしね
あ、和田さんの裏ミッションですが、すべて見事返り討ちに遭っていました。中学生恐るべし。


== SPECIAL THANKS ==
Written by Junya Mitsuhashi